概要

Salesforce Sandbox環境を更新した場合、Sansan Data Hub検証環境との認証が切れ、連携がエラーになります。そのため、新しいSalesforce Sandbox環境とSansan Data Hub検証環境を手動で接続する必要があります。ここでは、Salesforce Sandbox環境の更新時に必要となる対応事項をご案内します。

 

注意事項

Sansan Data Hubと連携するには、Salesforce Sandbox環境内に以下のオブジェクトおよびレコードが存在する必要があります。Partial Sandboxをご利用の場合は更新時にコピーしてください。

 

表示ラベル API参照名
取引先 Account
取引先責任者 Contact
リード Lead
キャンペーン Campaign
取引先責任者追加情報(※SLC連携の場合のみ必須) Sansan_CI__ContactAdditionalInfo__c
Sansanキャンペーンタグ Sansan_CI__CampaignTag__c
名刺マッピング Sansan_CI__BizCard_FieldMapping__c
名刺設定 Sansan_CI__BizCard_Settings__c
名刺表示設定 Sansan_CI__BizCard_DispField__c

 

更新後24時間以内にSansan Data Hub検証環境との再認証を行う

更新後24時間以内に再認証を行った場合、Sansan Data Hub検証環境とSalesforce Sandbox環境のデータ連携が自動的に再開します。再認証の手順は以下の通りです。

1. 以下のURLよりSansan Data Hubの検証環境へログインします。

https://www.datahub.sansan.com/

2. 画面右上のテナントIDが検証環境(dev)であることを確認します。

3. 画面右上のユーザ名をクリックして、[Salesforce 認証情報]を選択します。

4. 「再認証」をクリックして、新しいSalesforce Sandbox環境のアカウントを使用して認証します。

※当該Salesforceアカウントには、権限セットが付与されている必要があります。こちらを参考に事前に権限セットの割り当てを行ってください。

5. [Salesforce 認証情報]に新しいSalesforceアカウントが表示されていることをご確認ください。

更新から24時間以上経過している場合は、再認証後に弊社での連携再開作業を行います。その場合、連携再開まで2~3営業日ほどいただいております。

 

Sansan Data Hub検証環境への再取り込みについて

前回更新後にコピー元の環境で作成された取引先・取引先責任者・リードレコード(差分レコード)についてはSansan Data Hubに取り込まれていません。ただし、コピー元の環境で付与されたリッチ情報がSandbox環境のレコードにも転記されているため、自動関連づけを含む動作については問題なく行われます。全てのレコードに対するリッチ情報の最新化を希望する場合のみ、以下も対応してください。

なお、Sandbox環境内の取引先・取引先責任者・リードの合計件数は、Salesforceの設定画面の「組織のディスク使用量」から確認できます。

 

Sandbox環境内の取引先・取引先責任者・リードの合計が100万件以内の場合

Sandbox環境で、全ての取引先・取引先責任者・リードに対し、データローダー等を利用して空更新を行ってください。

 

Sandbox環境内の取引先・取引先責任者・リードの合計が100万件以上かつ、更新時のコピー元が本番環境ではない場合

お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

 

Sandbox環境内の取引先・取引先責任者・リードの合計が100万件以上かつ、更新時のコピー元が本番環境の場合

1. データローダー にて以下 SOQL を実行し、前回更新後の差分レコードを取得してください。

【Account】

SELECT Id FROM Account WHERE LastModifiedDate >= {前回の Sandbox 更新日}

【Contact】

SELECT Id FROM Contact WHERE LastModifiedDate >= {前回の Sandbox 更新日}

【Lead】

SELECT Id FROM Lead WHERE LastModifiedDate >= {前回の Sandbox 更新日}

なお、差分データの取得のために、更新前に完了日を取得していただくことを推奨します。不明な場合は、更新実行日よりも前と思われる日付を入力してください。

2. 上記にて取得したレコードに対して、データローダーで更新を行ってください。

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