名刺を取引先責任者/リードに手動で関連づけする
SalesforceにAppExchangeパッケージ「Sansan」をインストール後、Salesforce上で[名刺]および[名刺設定]オブジェクトが利用可能となります。
ここでは例として[名刺]オブジェクトから手動で[取引先責任者]への名刺関連づけを行う手順をご案内いたします。
※[名刺]オブジェクトの各項目についてはこちらをご参照ください。
※ 本コンテンツはSalesforce の設定について説明したものです。Salesforce へ適切な権限をもったユーザでログインしてご確認ください。
関連づけを行う人物を[名刺]オブジェクトから選択する
1. [名刺]オブジェクトを開く
Salesforceへ管理者権限でログイン後、タブから[名刺]をクリックしてください。
2.[名刺]リストビューから「私の関連づけがない名刺」を選択する
自分が所有者となっている名刺の中で、まだ関連づけがされていない名刺がリストアップされます。
関連づけを行いたい名刺をクリックします。
関連づけ先の取引先責任者を選択
名刺の人物が既に取引先責任者に登録されている場合、「ID/検索条件一致※1」または「自由検索※2」により関連づけ先を検索することができます。検索結果は「関連づけ先」リストに表示されます。この画面では以下のアクションが可能です。
誤った取引先・取引先責任者/リードに関連づけをしないようご注意ください。
① 既に登録されている[取引先責任者]に関連づける
② 既に登録されている[取引先]に、新規に[取引先責任者]を作成する
③ 新規に[取引先]と[取引先責任者]を作成する
④ 新規に[リード]を作成する
今回はすでに登録されている取引先責任者へ名刺の関連づけを行います。
①のレコードの「選択」にチェックを入れ、「名刺を関連づける」をクリックします。
転記設定画面
※1関連づけ先候補に表示される条件には、[関連づけ先の検索条件]に加えて[SOC(SLC)/CI人物ID] と[Sansan会社ID/人物ID] が判定キーとして使用されます。
※2自由検索…Salesforceの組織の検索可能なすべてのデータをオブジェクト・項目を指定せずに検索できます。
▼関連ページ
名刺設定オブジェクトの推奨設定手順(手動関連づけ)
関連づけ内容の確認
既に登録されている情報が表示されます。
名刺の情報と、既に登録されている現在の値を比較しながら、上書き更新する項目を確認します
更新情報があるものは[!]マークで通知されます。
内容を確認し、画面上部または下部にある[保存]をクリックします。
複数名刺に対して一括関連づけを行う
以下の手順により、複数の名刺に対して一括で関連づけを行うことができます。
1.[名刺]リストビューから「私の関連づけがない名刺」を選択する
「名刺名」の左にある全選択チェックボックスにチェックを入れます。
2.画面右側にある[一括関連づけ/新規登録]をクリックする
※[一括関連づけ/新規登録]が存在しない場合は、▼(逆三角形)マークをクリックして表示します。
3.「関連づいていない名刺」の下に、関連づけ対象の名刺が一覧で表示される
一致する取引先・取引先責任者が存在する場合は、関連づけ先候補の最上部に表示されます。
関連づけ先/新規作成の選択画面
※【C】は「Contact(取引先責任者)」、【L】は「Lead(リード)」を指します。
4. 関連づけ先、新規作成の内容に間違いがないことを確認後、[保存]をクリックする
<一括関連づけ時に以下のエラーメッセージが表示された場合>
一括関連づけでの更新基準は、「現在取引先責任者に関連づいている名刺よりも名刺交換日が新しい名刺で更新しようとしているかどうか」です。上記エラーメッセージの場合、元々取引先責任者(榎本隆弘)に関連づいていた名刺よりも新しい名刺を複数枚選択した状態で、一括関連づけを行おうとしたことにより、エラーが表示されました。
上記のエラーが表示された場合は、取引先責任者へ更新させたい名刺のみチェックを入れた状態で、一括関連づけを実行してください。
関連づけ情報の確認
取引先責任者の詳細画面で今回関連づけた名刺のデータで情報が更新されていることが確認できます。
以上で名刺データの関連づけができました。
お探しの情報が見つからない場合は以下よりお問い合わせください。