A. 自動関連づけでエラーになった場合、名刺レコードの「システム情報」セクションにある「自動関連づけエラーメッセージ」項目にエラー内容が書き込まれます。ここでは、Sansan Data Hubが出力するメッセージと、Salesforceから出力される代表的なメッセージについてご案内します。

 

1. Sansan Data Hub が出力するエラーメッセージ

SansanData Hubが出力するメッセージは以下の3種類です。

エラーメッセージ エラー原因 対応例
取引先で「SOC」の項目が重複したため、名刺の自動関連づけは行えませんでした。 取引先に同一企業が複数存在
名刺と同じSOCをもつ取引先が複数存在(=重複)しており、どちらに名刺を紐づけるべきか判断できない場合に発生しているエラーです。
以下のいずれかの対処をご検討ください。
・重複しているレコードをマージする。
・名刺を紐づけたくないレコードの 自動関連づけ 対象外フラグ にチェックを入れる。
・適切なレコードへ手動関連づけで名刺を紐付ける。
取引先責任者で「SOC」「CI 人物ID」の項目が重複したため、名刺の自動関連づけは行えませんでした。 取引先責任者に同一人物が複数存在
名刺と同じSOC x CI人物IDをもつ取引先責任者が複数存在(=重複)しており、どちらに名刺を紐づけるべきか判断できない場合に発生しているエラーです。
リードで「SOC」「CI 人物ID」の項目が重複したため、名刺の自動関連づけは行えませんでした。 リードに同一人物が複数存在
名刺と同じSOC x CI人物IDをもつリードが複数存在(=重複)しており、どちらに名刺を紐づけるべきか判断できない場合に発生しているエラーです。
【SLCモード※の場合】
取引先で「SLC」の項目が重複したため、名刺の自動関連づけは行えませんでした。
取引先に同一拠点が複数存在
名刺と同じSLCをもつ取引先が複数存在(=重複)しており、どちらに名刺を紐づけるべきか判断できない 場合に発生しているエラーです。
【SLCモード※の場合】
取引先を特定するための項目「SLC」が不明のため、自動で関連づけができませんでした。手動関連づけにて、適切な関連づけ先を選択してください。
名刺レコードのSLCが不明で、どの取引先(拠点)に名刺を紐づけるべきか判断できない場合に発生するエラーです。 適切なレコードへ手動関連づけで名刺を紐づける。

※自動関連づけの連携モードについてはこちらをご確認ください。

 

2. Salesforce から出力される代表的なエラーメッセージ

Salesforceから出力される代表的なメッセージは以下の3種類です。

エラーメッセージ エラー原因 対応例
いずれか1 つのレコードを使用しますか?(Use one of these records?) 重複ルールに抵触
貴社Salesforceで設定されている重複ルール(多くの場合、標準重複ルール)に抵触してエラーになっている可能性があります。
重複ルールを無効化するか、設定内容を見直してください。
You are creating a duplicate record. We recommend you use an existing record instead.
値を入力してください: [項目名] 入力規則に抵触
貴社Salesforceで設定されている入力規則にて、必須設定されている項目を空値で登録・更新しようとしたことでエラーになっている可能性があります。
関連づけ設定を見直していただくか、入力規則の設定を見直してください。
[項目名]: データ値が大きすぎる: XXX (max length=XXX) 項目の文字数制限に抵触
名刺の情報を項目に転記しようとした際に、転記先の項目の文字数制限に抵触してエラーになっている可能性があります。
文字数がオーバーしている項目に対して、文字数が制限以内におさまるよう名刺データを修正するなどの対応を検討してください。

 

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