Sansan Data Hub は Sansan・Salesforce・Marketoやその他のシステムと連携させることで、システム上に存在する顧客データに固有識別子「SOC」・「CI人物ID」を付与し、あわせて名寄せも行います。以下、識別に必要な項目と、名寄せの精度を高めるための項目をご案内します。

固有識別子・名寄せ機能については、こちらをご参照ください。


※ 識別・名寄せともに、データによっては以下の項目を入力されていたとしても識別・名寄せがされない場合があります。

 

識別に必要な項目

は必須項目です。組織識別においては、とあわせて、◎のいずれか1つの項目が入力されてないと識別自体されにくいです。

項目 組織識別 拠点識別 人物識別
企業名    
氏名    
住所 ● (※1)  
メールアドレス    
電話番号    

※1 「住所番号(号)までの住所」を、1拠点として判定しています。
ただし、丁目まで正しい住所だと判定された場合も、拠点識別は行われます。
< 異なる拠点と判定されるケース >
 ・ 東京都渋谷区神宮前5 丁目52 番地2 号
 ・ 東京都渋谷区神宮前5 丁目52 番地3 号
 ・ 東京都渋谷区神宮前5 丁目
< 同じ拠点と判定されるケース >
 ・ 東京都渋谷区神宮前5 丁目52 番地2 号青山オーバルビル9F
 ・ 東京都渋谷区神宮前5 丁目52 番地2 号青山オーバルビル12F

 

名寄せの精度を高める項目

同一企業・同一人物であると判断する「名寄せ」の精度を高めるためは、上記「識別に必要な項目」に加え、以下の項目を入力することを推奨します。

項目 組織識別 人物識別
企業名 -
氏名 -
部署 -
役職 -
郵便番号  
住所 -
メールアドレス -
電話番号 -
FAX番号  - 
携帯番号
URL -

 

識別や名寄せが難しいケース

困難なデータの例は以下のとおりです。
このようなデータの場合、同一企業・同一人物として識別ができずデータが泣き別れてしまう可能性があります。

  • 会社名・氏名しか記載されていないデータ
  • 住所項目が記載されていないデータ
  • 日本国外の企業
  • 英語(日本語以外の言語)で入力されているデータ
  • 住所項目が不十分なデータ
    • 例:都道府県しか記載されていない、市区町村以降の情報がない
  • 会社名項目(取引先名等)に会社名ではなく個人名が記載されているデータ
    • 例:個人事業主、フリーランスの方の名前が記載されている
  • 会社名項目(取引先名等)に店舗名が記載されているデータ
    • 例:スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニ、ガソリンスタンド、携帯ショップ等
  • 会社名項目(取引先名等)に会社名だけでなく、部署や支店名などが併記されている
    • 例:○○株式会社名古屋支店・○○株式会社東日本事業所・○○株式会社横浜営業所
          ○○株式会社千葉工場・○○株式会社京都研究所 等
  • メールアドレスにフリーメールアドレスが記載されている
  • 会社・人物を特定できる項目が少ない
    • 例:メールアドレスがない、電話番号がない
  • 法人番号が付与されていない組織・団体
    • 例:病院・学校・工場・郵便局・役所・デイサービス等
  • テストやサンプルのような存在しない会社や人物のデータ
    • 例:テストテスト株式会社、人物名が「担当者」等

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