Q. 特定のレコードを自動関連づけの対象外とするにはどうしたら良いですか?
A. Sansan Data Hubの自動関連づけ処理において、同じ取引先や人物が複数登録されている場合、どちらに名刺を紐付けて良いかを判断できずにエラーとなります。
そのため、レコードが重複していた場合は適宜マージいただくことを推奨していますが、一方で「吸収合併前の会社も取引先として残しておきたい」などの理由で、意図的に同一企業を複数登録しているケースもあるかと思います。
ここでは、同一企業が複数登録されているものの、名刺を自動で紐付けてほしいレコードは一つという場合に、自動関連づけでエラーにならないための方法をご案内します。
※取引先責任者/リードにおいても同様に「自動関連づけ対象外」の設定が可能です。
特定のレコードを自動関連づけの対象外とする
例としてA社がB社を吸収合併した場合、A社とB社の取引先レコードには同じSOCが付与されます。
自動関連づけ処理ではSOC・CI人物IDを一致キーとして使用しているため、同じSOCをもつ取引先が複数存在している(=重複している)場合、「取引先で「SOC」の項目が重複したため、名刺の自動関連づけは行えませんでした」というエラーになり失敗します。
エラーを回避する方法
吸収合併前のB社は残しておきたいが、今後そこに名刺を紐付ける必要がないという場合、B社の取引先レコードの「自動関連づけ対象外フラグ」にチェックを入れます。
※デフォルトでは、「自動関連づけ対象外フラグ」は取引先/取引先責任者/リードの画面上に表示されていません。もし本項目を使用する場合、まずはこちらのページをご参照の上、ページレイアウトに追加してください。
このチェックボックスにチェックが入っているレコードは、自動関連づけの対象から完全に除外されます。そのため、たとえ同じSOCをもつ取引先が複数登録されていたとしても、名刺を紐付けたい取引先以外の「自動関連づけ対象外フラグ」にチェックをいれることで、エラーにならず自動関連づけを行うことが可能です。
(*)「対象外フラグ = True」は自動関連づけ対象外フラグにチェックが入っている状態を示します。
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